原因不明の目眩と耳の閉塞感が改善!

最近いらしたお客様の紹介で、その方の実家の70歳になるお母様が加古川から電車を乗り継いでいらして下さいました。

数年も前から目眩がするようになり、病院で脳や耳鼻科の精密検査を受けるもどこにも異常は認められず、原因は不明のまま目眩に対する一般的な投薬(メリスロン、カルナクリン、ユベラNなど、どれも穏やかな血管拡張による血流改善を目的とするお薬)を処方されて、症状は無くなりはしませんが、多少は軽くなってたので我慢していたそうです。


それがひと月ほど前から、また目眩がひどくなり歩くのも辛いほどとのことでした。


目眩の種類は、どちらかというとグルグル回る回転性の目眩のようで、仰向けに寝ていると天井がグルグル回るので仰向けで寝られないそうです。

また、聴覚も違和感があり、自分で発生した声が耳の中で響いて(反響する)いるように聞こえて、すごく違和感があり辛いとのこと。

この方は声が反響するという表現をされてましたが、おそらくメニエール病に現れる耳閉感という症状のような気もします。


メニエール病は聴力に関係した蝸牛の周囲の内リンパ水腫(むくみ)が原因と考えられるので、さとう式リンパケアによる改善が期待できます。

特に耳の閉塞感の場合は外側翼突筋にトリガーポイントができている場合が多いので、ここを十分にゆるめる必要があります。

触診では非常に僧帽筋の拘縮が強く、頸部の緊張も強いようでした。姿勢はあきらかな猫背姿勢が認められていました。

私的には現在の投薬による血流改善よりも、間質リンパの循環障害によるのでは?と感じ、これはさとう式リンパケアで改善する可能性が大きいかも知れないと思いました。


問診や触診を終えてから施術に入りました。


耳たぶ回しにて外側翼突筋を標的に重点的にゆるめ~上肢の応用MRTにて咬筋~頸部、大胸筋、僧帽筋をゆるめ、さらに頭蓋底のカウンターストレインと筋ゆる頭皮ケアにて側頭筋・前頭筋・後頭筋・側頭頭頂筋などもゆるめました。腰痛も少しあるとのことでしたので大腰筋~腹部もゆるめて、さらに下肢のMRT(応用)にて全身をゆるめていきました。



ひととおり施術したあとで起き上がって頂いて確認したところ、耳の違和感が消えてすごく楽だとのこと。1度の施術でこれは私自身も驚くほどの改善でした。

そして目眩も、施術後はあまり感じなくなってるようですが、これは普段でもマシな時もあるようなので少し様子をみないと何とも言えないようです。

いずれにしても、今回1度の施術にて症状に格段の改善が認められましたので、続けることで更に健康を取り戻すことができると確信致しました。

最後に、簡単に覚え実行しやすく外側翼突筋に効果の期待できる耳たぶ回しのセルフケアだけお伝えして、できるだけ少し施術を続けてみましょうとお話しさせて頂きました。





神戸市のさとう式リンパケア クリニカルラボ御影

オフィシャルサイトもご覧下さい⇒http://clinical-labo.jp/

0コメント

  • 1000 / 1000