耳たぶまわしって何してるの?
さとう式の耳たぶまわし、いまでは名前くらい聞いたことがあるっていう方もだいぶ増えてきたのではないでしょうか?
このおなじみのイラストです!
実際には耳たぶでは無く【耳たぶの付け根】をごくごく軽~く挟んでホールドします。
そして重力が耳たぶの付け根に掛からないように保持します。
それを小さく小さく、本当に小さくうしろ回しに回します。
その直径は1mm程度がベストとも言われています。
そんな弱く、小さく回すの?ってよく言われます。それって何してるの?って思いませんか? きょうはそれについて書いてみますね。
耳たぶ回しでやっていること⇒咀嚼筋群をゆるめています。
咀嚼筋群とは? 食べ物を噛むために顎を動かすための筋肉たちです。
おもに、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋などです。
耳たぶまわしでは、摘まむときに親指を内側(顔面側)に向くようにつまむとより効果的です。それはこれらの咀嚼筋をターゲットにしているためです。
これらの咀嚼筋群に超微振動を伝えることでゆるめることができます。
耳たぶ付け根の皮膚膜を振動させ、さらにそれを皮膚膜の内側の筋膜へ伝えることで、これらの咀嚼筋群まで超微振動を伝えています。
筋ゆるMRTの応用で行う耳たぶまわしとは、振動を伝えるターゲットが異なります。
筋ゆる応用では足の拇指球へのラインに向かって振動を伝えます。そのため、耳たぶを摘まんだ親指の向きが同じ側の足の拇指球へ向くようにします。
これら親指の向きを合わせるのは、微小なテンションをその向きに効果的に与える意味合いがあります。
意識=思考をそのラインの向きへ注ぐためでもあります。
最後に、腕まわしまでの動作で下顎を前後左右にゆらす動きがあります。下あごを前後・左右に動かすときに主に使われている筋肉が外側翼突筋です。
この時、決して思い切り頑張って動かさないように、初めはごく小さくても良いですのでゆらすように動かしながら行っていると、ゆるんできたら徐々に動きがスムーズになってきます。
やり方に慣れてくると【耳たぶまわし~腕まわし】これだけで顎関節の動きが改善し、さらに肩こりなんかも消えてしまいます。
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