痛みの原因は?
こんにちは!
さとう式リンパケアインストラクター/MRTマスターの吉野です。
今年は日本へ来る台風が多いし、雨降りの日が多い秋ですよね。
早く秋らしい青空が見たいですね。
季節の変わり目、何かとお身体の調子も崩れやすいものです。
気温や気圧などの環境が目まぐるしく変化する事に、身体の調節が追いつかない状態が起こる、つまり自律神経の働きが追いつかない事で色々な症状が出やすくなります。
日頃からセルフケアで身体をゆるめてあげると、環境の変化にも身体が対応しやすくなるようです。
さて、きょうは身体の痛みについてです。
肩が痛い、腰が痛い、膝が痛い・・・ 身体の痛みって様々ですよね。
でも、腰が痛いからと言ってもそれってみんな同じかと言ったらそうではありません。
単語にしたら、おなじ『腰痛』と表されちゃうかも知れませんが、Aさんの腰痛とBさんの腰痛の原因は違うのかも知れません。
同様に、あなたの膝痛は他の人の膝痛とは違うかも知れません。もちろん同じ事だってあります。
身体の『**』が痛いならここが原因だから、この施術でOK。
あるいは『○○』が痛い場合はこの施術ですよ! と言うようにすべてが当てはまれば苦労はありません。
人間の身体は単純な機械や電気製品とは違い、『**が痛い』という症状だけで一括りできるものではありません。
さとう式では、身体の筋肉をゆるめることで痛みを消すことができますが、決して魔法ではありませんので、施術による効果も様々です。
多くの筋骨格系の痛み(骨や神経痛、腫瘍などに起因しないもの)の場合。
ある部分の筋肉が硬く緊張したままで元に戻らなくなっている(縮んでいる)ことで、それと拮抗する側の筋肉が引っ張られます。引っ張られることで緊張を強いられストレスが加わります。そのストレスが長い時間そのままが続くことで、その引っ張られている側の筋肉や、その周辺の筋膜に痛みを生じると考えられます。(伸筋や伸筋周囲の筋膜に痛みを感じる)
この筋膜など、身体を覆うすべての『膜』を知ることでさらに施術効果を上げることができますが、これはまた別の機会にでも・・・
話しを元に戻しますね。
つまり! 痛い部分に原因が無い場合が多いです。回転の速い方ならもう(゜0゜;ハッと気づいているかと思いますが、腰痛なら痛みを感じている腰ではなくて反対側のお腹側の筋肉(屈筋)が硬く緊張して縮んでいる事が多いのです。
お腹側の筋肉って、もちろん腹筋群もそうですがもっと深い部分にある大事な筋肉、大腰筋が原因となって、腰に痛みが出ているケースが多いようです。他に腸腰筋や骨盤底筋などの事もあります。
しかし、すべてがそうかと言えば、必ずしもそうではなくて、背中側(腰側)の腰方形筋だったり、脊柱起立筋に原因がある場合だってあります。
さとう式のMRT(筋ゆる)では、『耳から』とか『足から』とか痛みとは全然関係無い部分から全身をゆるめる事ができます。
しかしその場合でさえも、何が原因で痛みが起きているかを把握して施術をすれば施術効果は格段に高まります。(意識の問題)
何が、どこが、原因となってその痛みが出ているのか?
例えば、腰の痛みでも屈筋側に原因があれば腰を押しても圧痛はほとんどありません。この場合にはたいていお腹側に圧痛があります。
逆に、腰方形筋を痛めている場合などは、腰側を押すと強い圧痛があります。
また、検査で押さなくても身体の動きで、どの動作で痛みが出るのか? 前屈と背屈ではどちらが痛いか? あるいは痛くないのはどういうときか? 立ってしまうと痛くないけど、座ってて立ち上がる時や寝てて起き上がるときに痛むとか、痛みのシュチュエーションがわかれば簡単です。
例えば、起き上がるときに痛い、起き上がるときにどこに力が入りますか? 腰ではないですよね。
この様にして原因部分を見当つけて、そこを『ゆるめよう』と意識して施術することで、効果の出方がまるっきり違ってきます。当てずっぽうで施術するのと、狙いをつけて施術するのと違って当然ですよね。
より詳しいことを知りたい方は是非私のセミナーにご参加下さい!
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