動物の本能とストレッチについて

いやぁ、ここんところ暑いですね! 昨日の神戸の最高気温34℃!

今日も午後4時までの最高が33.4℃で、午後4時でも32.5度ほどあります。

室内ではエアコンで快適に過ごしていますが、外に出たとたんに滝汗になります(^^ゞ

私は北海道生まれの北海道育ちのため暑さに弱いんです。



さて、きょうある方からさとう式ではストレッチはしない、してはいけないのだけど、犬や猫は伸びの動作をよくしています。あれはどうなのですか?とご質問を頂きました。

これらの動作は、犬や猫がストレッチしましょ!って思い行っている動作ではなくて、動物の本能として備わっている動作と私は考えます。
つまり、しばらくジッとしていた後に動き始めるとき、寝ていて起きた後に動き出す際などに見られる動作で、犬も猫もとっても気持ちよさそうに行っていますよね。

犬や猫は本能でこのような動作を行っていますが、これを見た人間がストレッチだと勝手に言ってるだけです。

人間以外のどんな動物も、ストレッチや筋トレなどトレーニングも行いません! 

やってるのは人間だけです。 

動物はなにもしないのに素晴らしい動きができています。家猫でさえも・・・


一方、人間である我々は個々の筋肉を伸ばすために、この筋肉にはこのストレッチ、こっちの筋肉をストレッチするにはこうやってストレッチすると言うように、動物本来の動作と言うよりも人間が考えて作り上げた動作です。


動物はストレッチしなくちゃと思ってやっているわけではなく、本能的に、気持ち良い動作、身体に良い動作を自然と行っているんだと思います。

神様がこの世の生き物を創造されたときに、身体に悪い動作を本能としてプログラムされるわけがありません。(私はそう思っています)

つまり、本能で気持ち良く行う動作は基本的に身体にとって良い動作であると考えます。

しかし、人間である我々が本能で行うのでは無い、伸ばせば身体に良いのでは?と勝手に根拠無しに作り上げた動作がストレッチというものです。


私は思うのですが、気持ち良くてやりたければ本能に従ってやれば良いのです。
人に言われたから、身体に良さそうだからやりたくはないけど、あるいは痛いけど堪えて無理にストレッチするようなことは間違ってると思います。

少なくとも最低限、痛くは無いしとっても心地よい、身体のどこにも一切無理なく行える動作で無ければと思います。


上の写真のポーズは犬の動作を真似たヨガのポーズですが、犬の身体と人間の身体は、骨格も筋肉の働き方も異なります。慣れれば痛みも無く気持ち良くできるのかも知れませんが、慣れていない方が無理に形だけ真似しようとすると身体への負担が大きくなります。犬猫の動作をすれば良いというものでは無いと思います。


人間に動物の本能として本来備わっている動作であれば伸ばす動作でも良いと思います。

例えば、朝起きた時にあくびをしながら無理なく伸びをする程度の動作とか・・・


さとう式でストレッチはダメ、と言うのは硬く緊張してしまってる状態の筋肉を無理に伸ばしてストレッチしてはいけない。と言っているのであって、ストレッチしたい時、身体がそれを欲している時にはすれば良いのです。

そっと、痛みの全く無いように気持ち良い範囲で、そして必ず呼吸とともに行なうことです。

できればその後で、さとう式のセルフケアを実施して筋肉を緩めてあげるとバッチリです。




神戸市のさとう式リンパケア クリニカルラボ御影

オフィシャルサイトもご覧下さい⇒http://clinical-labo.jp/

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